社長メッセージ

ともに未来を
切り拓いていきましょう
代表取締役 社長執行役員

杉岡 伸也

ともに未来を
切り拓いていきましょう
代表取締役 社長執行役員

杉岡 伸也

 南海化学は、「化学品事業を通じて地球環境と豊かな社会の創生に貢献する」を企業理念として掲げ、現在、基礎化学品、機能化学品、アグリ、環境リサイクル、及び塩の5事業を展開しています。
 みなさんの生活に身近なものとしては、殺菌・消毒剤として使われる次亜塩素酸ソーダ、食品の日持ち向上剤として使われる酢酸ナトリウム、健康食品素材としてのグルコサミンなどが挙げられます。
 当社は、明治39年(1906年)の創業以来115年を超える長い歴史の中で、社会や環境の変化に応じたさまざまな事業展開を行い、その知見とノウハウ、実績を着実に積み重ねてきました。
 特に電解設備から生産される苛性ソーダ、塩素、水素などの素材を組み合わせ、取引先のニーズに合わせた柔軟な商品提案ができることを強みとしています。
当社は更なる成長を目指して、2025 年3月期を初年度とする中期経営計画を策定いたしました。
 中期経営計画の重点施策として、「収益基盤の強化」に取り組み、当社の強みを活かして強い事業を更に強くしていくと共に、「環境リサイクル事業領域の拡大」として、国産化が進む半導体分野でも期待される廃硫酸リサイクル、或いは高塩素含有物から塩素分を除去することで資源リサイクルを可能とする脱塩事業の拡大など、成長への布石造りへの取り組みを加速してまいります。
 変化し続けていくためには、その基盤に社員が様々なことにチャレンジできる風土がなければなりません。
 そのためには社員が健康でかつ、チャレンジできる環境づくりが欠かせません。当社では健康経営を推進するにあたり、2021年10月に「健康経営宣言」を策定し、社内外へ公表するとともに、従業員の健康意識の向上や生活習慣の改善、メンタルヘルス対策の強化といった重点施策に取り組んでおり、2022年度より、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人認定制度」の「中小規模法人部門」の認定を受けております。
 また、自分が学びたい身に付けたいと思う研修や資格については会社として支援するとともに、働き方改革を進めて生産性の向上を実現し、アフター5は自分を磨く時間にあててほしいと伝えています。
 当社は「中期経営計画」の経営目標の重点施策に「サステナブル経営の推進」を掲げ、環境リサイクル事業を通じ環境・社会に貢献することを強く意識し、また「人材育成、DE&I 施策推進による人的資本投資の拡充」に積極的に取り組み、更なる100年を可能とする持続的な経営を目指してまいります。 ぜひ、私たちと一緒に、南海化学の未来を切り拓いていきましょう。