クロルピクリン錠剤だから安全・安心

 みなさ〜ん

ボクの頭をよ〜く見てください!

 

ほら!

黒い錠剤全体を透明の特殊なフィルムでしっかりおおっていますよね。

このフィルムのおかげでクロルピクリンのガス化するのを防ぎ

高い安全性と確かな安心をお届けできるのです。

 

これまで、効果はあるけれど扱いにくくて使えなかった

クロルピクリンの効果をぜひ、ボクで実感してみてください!

 



クロルピクリン錠剤の使用法と取り扱い上のお願い

原則として防護マスクの着用をお願いします。

正しい条件下でご使用いただくことで、安全・安心・手軽に確かな効果を実感いただけます。


製品の保管:

・直射日光の当たらない、鍵のかかる冷暗所に保管してください。

・開封した錠剤は保管しない。

 

 

圃場の整備:

   ・温度が低いとガス化しにくいので、地温7℃以上で使用する。

   ・前作の作物残渣を除去し、耕起整地を行う。

   ・消石灰等アルカリ肥料は薬害のおそれがあるので、錠剤処理から前後10日間開ける。

   ・土壌水分は散布する地表面は白く乾いた状態、土中は土壌を握って、手を開くと大きな塊は出来ないが小さな塊だけで土壌が崩れる状態(土壌水分は10%台)が望ましい。(土壌水分と土を握って土壌の塊が出来る関係は参考資料の「効果を高める土壌水分とは」を参照ください。

 

 

錠剤の撒布:

   ・錠剤は通気性の良いカゴに入れ、腰につけて両手が使えるようにすると錠剤を撒き易くなります。

   ・ハウス圃場では天窓、サイドを開放して風通しを良くしておく。

   ・錠剤は内包装のフィルムをつけたまま使います。

   ・錠剤撒布の際は手袋を着用して、濡れた手では扱わない。

   ・夏のハウス内での撒布では汗が滴り落ちないよう長袖の衣服を着用。

   ・開封した錠剤は残さないで全量使い切る。

   ・撒布する地表面が黒く水で濡れている場合は決して撒布しない。

   ・撒布した錠剤は土中に混和する方法と地表面に置いたままで、被覆する方法があります。作物の種類や栽培法からどちらかを選択します。

 

 

シートの被覆:

   ・処理後速やかにポリエチレンシートで被覆します。(塩ビシートを使用する場合、錠剤にシートが接触すると穴が開くので錠剤を覆土します。)

   ・処理後シートをべた掛けに被覆する場合は複数回使用が出来る0.05mmのポリエチレンシートを勧めます。

    マルチ畦内処理機で同時被覆をする場合は0.02mmのシートを使います。

   ・表層の土中の水分が少なくても、被覆をすると水分は深層から蒸散してきます。シートが白く曇れば、錠剤のフィルムは十分溶けます。

 

 

ハウスの閉鎖:

   ・被覆後ハウスを閉鎖し、すき間部分はテープ等で目張りをします。

   ・夏季高温時、ハウス内の温度が高温になる場合は天窓部分は開放します。(圃場を被覆したシートから出てくるガス濃度はかなり低濃度で、

    ハウスが密閉されて、長時間の間にガスは徐々に集積されて、人が感じるレベルの濃度蓄積が生じます。部分開放しても周囲への影響はありません。)

 

 

 

くん蒸期間:

   ・夏季は10日間でガスは消失します。

   ・[表1]のくん蒸期間を参照して被覆除去をします。

   ・ガスの抜き作業はしません。表の期間を過ぎれば、シートを抜けてガスは消失します。

 

ハウス開放:

 

 ・くん蒸期間が過ぎハウス開放を行って、被覆除去をします。

 ・ハウス開放の手順は天窓の開放、風下サイドの開放、風上サイドの開放手順で行います。

 

定植:

 ・錠剤処理には土壌(培地)の乾燥をお願いしています。

  定植時の水やりはたっぷりやってください。 

  (水不足で苗を枯らす事例報告があります。)

 

 

 

 

分割処理の勧め

 ・作業者が限られる場合は連棟ハウスでの処理作業は人手に応じて、日にちを変えて、棟毎に分けて分割処理することをお勧めします。

  消毒機を使用しないので、処理前の準備や消毒後の始末が無く容易に作業の中止や開始が出来ます。分割処理する場合は処理前ハウスを開放して、中に籠もっているクロルピクリンガスの臭気を取り除きます。

  朝晩の涼しい間の作業は5アール程度の分割がお勧めです。

 

[表1]クロルピクリンくん蒸剤の標準的なくん蒸期間

平均地温  くん蒸期間
25~30℃ 約10日
15~25℃ 10~15日
10~15℃ 15~20日
7~10℃ 20~30日